Shopifyとの直接データ連携は終了している

マネーフォワード クラウド会計・確定申告では、以前Shopifyの明細を直接取得できました。 しかし公式サポートによると、この連携は2023年6月30日に終了しています。 そのため、現在の管理画面にShopifyが出ないのは設定ミスとは限りません。

公式案内では、終了後の方法として、振替伝票による手動登録または仕訳帳へのインポートが示されています。 マネーフォワードの仕訳帳には、仕訳データをCSVでインポートする機能があります。

現在使える3つの方法

1. 手動で仕訳する

取引量が少ない場合は、振替伝票や仕訳帳へ手入力する方法が最も単純です。設定費用は不要ですが、件数が増えるほど入力と確認の時間が増えます。

2. CSVで取り込む

Shopify側のデータを会計用に整形し、マネーフォワードの仕訳帳へインポートします。注文データの転記を減らせますが、勘定科目・税区分・重複の確認は必要です。

3. 外部ツールで連携する

Shopifyアプリや自動化サービスを使う方法です。何を単位に連携するか、返金・手数料・調整をどう扱うか、銀行入金と一致するかを確認して選びます。

どの方法でも、勘定科目や税区分が自社に適切かは別途確認が必要です。 不明な場合は顧問税理士などの専門家へ相談してください。

注文CSVだけでは銀行入金と合わないことがある

注文CSVは「何が売れたか」を把握するには有用です。一方、銀行へ振り込まれる金額は、 Shopify Paymentsのpayout(入金)です。payoutには複数の注文に加え、 決済手数料、返金、異議申し立て、保留、調整などが混ざります。

さらに売上日、決済日、payout確定日、銀行着金日は一致しません。 「8月の注文合計」と「8月の銀行入金合計」を比較するだけでは、差額の原因を特定できない場合があります。

したがって、目的が単なる売上転記ではなく月次の残高照合であれば、 payout 1件ごとに、その内訳のnet合計が銀行入金と一致するかを確認する必要があります。

どの方法を選ぶか

月の件数が少ない

まずは手入力で十分です。自動化の設定時間より、月1回の確認のほうが短い場合があります。

注文転記が負担

会計用CSVが候補です。インポート前に、税区分、手数料、返金、重複を確認します。

銀行入金との照合が負担

注文単位ではなくpayout単位で処理できる方法を選びます。「合わないときに止まるか」も重要です。

複数の決済方法を使う

Shopify Paymentsと外部決済を分けて照合します。すべてが同じpayoutへ入るとは限りません。

入金照合まで含めた実務手順

  1. 銀行明細からShopify Paymentsの入金を1件選ぶ

    まず月全体ではなく、日付と金額が分かる入金1件に絞ります。

  2. Shopify管理画面で対応するpayoutを開く

    payoutの金額、通貨、ステータス、含まれる取引を確認します。

  3. 売上・手数料・返金・調整を分ける

    取引種別ごとにgross、fee、netを集計します。未知の種別を名前だけで推測しないようにします。

  4. net合計と銀行入金を一致させる

    一致しなければ、期間、外部決済、通貨、レポートの反映待ちを確認します。

  5. 確認後にマネーフォワードへ登録する

    手入力、CSV、外部ツールのいずれでも、照合が成立したデータだけを仕訳へ反映します。

詳しい切り分け方は、 Shopify Paymentsの入金額が売上と合わない理由 でも解説しています。

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Kaikeiは、Shopify Paymentsのpayoutを売上・手数料・返金・調整へ分解し、 一致した場合だけマネーフォワードへ仕訳連携することを目指しています。 マネーフォワードの実API操作は確認済みですが、 実店舗のpayoutを使った最終照合はまだ実証できていません。

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参考にした公式情報